先日出席させていただいた「日本に健全な森をつくり直す委員会」 の
出版記念パーティで、同会の委員長である養老孟司さんの新著「庭は手
入れをするもんだ/養老孟司の幸福論」をいただきました。

その中には、体を動かすことの大切さ、自然の中にいることや自然の価
値の尊さが語られ、今こそ「本気でやる」時なのだと示唆していらっし
ゃいます。
都会が家なら、山は庭であり、当然ながらその手入れをする必要があっ
て、間違っても「背に腹は代えられない」からという短絡的な理由で、
エネルギー資源の枯渇とともに山の全伐をしてはならない、その前に山
を長期に渡って活用するための計画をしっかりと考える必要がある、と。
また、この本には「日本に健全な森をつくり直す委員会」第二次提言書
が付録として記されていて、養老委員長やC.W.ニコル副委員長が考える
「森林と自然のエネルギーに生かされて生きる日本になるため」の提言
がまとめられています。
中央公論新社の発行で1300円です。ぜひご購入をお薦めします。